17のゴールに反するビジネスは きっと必要ないものなんだ

COVID-19は、「持続可能な開発目標」を達成するための挑戦であると同時に、大きなチャンスでもあると考えます。SDGsは、全く難しいものではなく、私たち人類が進むべき道を示しているような気がしています。達成されれば、すべての人に豊かな生活をもたらし、地球を健全に保つことができるものなのです。

温泉とサステナビリティ

太古に生きた生物や微生物が、長い年月をかけ大地で熟成され「温泉」という資源を生み出します。
そして現代に生きる私たちが「生命の触媒」として温泉を利用しています。人はもちろん、動物たちの栄養補給や、大地の水質改善、植物たちの液肥、抗ウィルスや除菌などの衛生管理にも有効ということがわかり、多くの分野での活用が期待されています。さらに使用後は私たちの体内から排出された有機物と混ざり合い、栄養価の高い液体となってふたたび地球を潤すのです。そして、私たちがやがて土に還りそれが再び未来の温泉となって未来の地球を豊かにします。温泉は私たち生命の営みそのものなのです。

Le Furoが考えるSDGs

クラフト温泉は地表にある温泉鉱石から温泉成分を抽出するため地下深くのボーリングを必要としません。温泉は希少な天然資源なので、それをいかに守っていくかを考えながら私たちはクラフト温泉を生産しています。使用後のクラフト温泉もできるだけ回収して、液肥として地球へ戻す取り組みをしています。そのために農水省よりクラフト温泉は肥料認可を取得しました。

大阪万博2025

2025年の大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。Le Furoが目指すこの未来社会とは、健康・農業・食料、環境など、グローバルな課題を解決した姿であり、これこそが持続可能な開発目標が達成された社会の本質です。 私たちもチームエキスポのメンバーとして、SDGs達成のフロントランナーとなるべく、わが国と世界の持続的成長と発展に貢献したいと考えています。

「ちょうどよい」を守る

私たちの工房では必要な量だけ必要な時に作っています。だから注文した翌日にお届け、とはいかず、とても不便なお店です。天然温泉を原料にしているので無駄を少しでもなくしたいし、希少な資源を大切に守りたいからです。見た目は不恰好かもしれないけど、ダンボールや包装も新しいものは極力作らず、あり物を使って丁寧に再利用しています。
容器も自社ブランドは100%再利用可能な国産の瓶に切り替えました。定期会員のお客様にはちょっと重たいけど、瓶を何度も再利用してリフィルしてもらっています。
施設のクラフト温泉の排水は畑や草花の液肥にしています。お店のフロントに植えたシマトネリコは買ったとき背丈ほどの高さだったものが、今は7mを超えました。
温泉という命の循環と小さな取り組みの連続、これが私たちLe Furoの考えるSDGsへの答えです。

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