
TOJI TIMES 4号
今日のつぶやき
「ネガティブな時間から逃れられる唯一の手段は”没頭”だ」
by オードリー 若林正恭
Prologue

水泳の瀬戸大也さんの不倫報道。「三方わろし」の典型記事です。
家庭の問題に勝手に土足で入って「晒し」て、本人はもちろん家族を悲しませ、結果的に大会を辞退することになったこの記事は、いったい誰が喜ぶの?本人はもちろん、奥様、子ども、スポンサー、そして水泳界にとってもみんなマイナス。日本はこんな国だったんですか、とほほ、としか言えないけど、僕はそういう世界から超距離をおいた人生を送ろうっ、とあらためて思いました。
秘湯クラフト温泉
3 塩原温泉(栃木)

出湯の里
那須温泉郷は、今から約1380年前の舒明2年(630)、狩野三郎行広の鹿の湯発見に始まり、明治以前に次々に温泉が発見され、これを那須七湯といい、すでに江戸時代には世に知られていました。明治以降にも源泉が次々と発見され、那須十一湯(または十二湯)と呼ばれています。泉質は酸性硫黄温泉です。
那須温泉が初めて文献に現れるのは、温泉発見から約100年後、奈良時代の天平10年(738)に著された正倉院文書『駿河国正税帳』です。そこには小野朝臣が従者12人を伴って湯治のため那須温泉に向かうという記述があり、そのころすでに奈良の都にまで那須温泉が知られたことがうかがい知れます。
そのほかにも歴史上の著名人が那須温泉を訪ねた記録を挙げると鎌倉時代には、建久4年(1193)に源頼朝が那須野の狩りの際に入湯、文永2年(1265)に日蓮上人が病気療養のため湯治に訪れています。また、俳聖松尾芭蕉が、おくのほそ道の行脚の道中で当地を訪れ入湯したのが、江戸時代の元禄2年(1689)のことと伝えられております。

泉質名 単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)
TOJI topics
急増する子供のアレルギー疾患
花粉症、アトピー、喘息。。様々なアレルギーがありますが、このところ先進国を中心に子供のアレルギー患者数が激増しています。
厚生労働省の調査では0歳~14歳の子どもたちの約40%に、東京・大阪など都市部に住む4歳以下の子供たちに至っては51.5%つまり2人に1人の割合で何らかのアレルギー症状が認めらるとの報告もあります。学童の気管支喘息はこの30年間で10倍に、アトピー性皮膚炎も10倍に増加しているそうです。
素朴な疑問ですが、なぜこんなに増えたんでしょう?
良く言われるのが環境の変化説。大気汚染や大量の杉などでアレルギーになりやすい地球環境になったというものですが、僕はこの説には若干疑問持ってます。
少なくとも生活環境は僕が子ども時代の日本の方がはるかにひどかった印象です。大気汚染はひどく車の排気ガスも今と比較にならないほど真っ黒だったし、光化学スモッグ注意報も頻繁に発令されていました。僕の小学校の体育館に至ってはアスベストとか普通に使われていたし。。
スギ花粉も昔から飛散はしていたけど我々40代より上の世代の罹患率は今も昔も極めて低いんですよね。
人類の生命力が落ちている
僕はヒトの生命活動のチカラが落ちているのが原因だと思ってます。
エアコンや電動自転車とても便利で一度使うとやめられなくなっちゃいますが、ヒトが持つ体温調整能力や脚力を奪い結果的に代謝や免疫のチカラを奪うことになります。話は逸れますが、メールやチャットはコミュニケーションの可能性を飛躍的高めたと同時に、ヒト、特に男子の交渉力を低下させ、草食系男児という種を生み出したんじゃないかと思ってます。40代の僕はちょうどデジタルとアナログの間世代で、思春期には携帯もメールもなかったから常に自力でのコンタクトを強いられていたので、出会いも交渉もface to face、ガチンコ勝負で、実家の彼女に電話した時、その前のお父さんのところで玉砕するなんて経験もしばしば。否応無しに精神鍛えられました。
ネットもクリックひとつですぐに表面的な知識は手にしてしまうので記憶したり事実を立体的に理解する能力を奪ってしまうんじゃないかなって。僕の受験はひたすら辞書に線引いて、頭で一度理解してからノートに書き起こしてました。今の人たちは無駄な作業って思うんだろうなぁ。。
「守る」から「鍛える」へ
話を戻すと、今アレルギー患者さんに対する治療は、「守る」一辺倒な気がしています。低刺激、抗菌、ストレスフリー、アレルギーが起きないように優しく守る。確かに守ることは大切なことですが、僕は根本的な解決にはむしろ子供達の体をアレルギーに打ち勝てるように「鍛える」ことが必要だと思ってます。
良いワインには良いブドウが欠かせませんが、実は良いワインの葡萄畑の土壌は痩せていて水がすぐにはけてしまいます。そういうストレスのある環境で育てることでブドウは生き残るために必死に育とうとして栄養をたくさん蓄えていきます。
ヒトも同じで、優しく過保護に育てすぎてしまうとますます弱くなってしまってアレルギーに対してどんどん抵抗力がなくなってしまいます。
僕自身子ども時代は埃まみれで排気ガスだらけの中で育ち、第二次ベビーブーム世代だったので教室が足りずエアコンのないプレハブ校舎の中で汗まみれで授業を受けてました。高校時代も片道30分をチャリンコ(もち人力!)で通っていたし、よりによって高校は丘の上にあった上に、彼女の後ろに乗せていくというノルマも課していたから二人乗りでウォーッッと叫びながらかっ飛ばしてました。
だから元気かどうかは置いておいて、、ルフロが考える湯治のコンセプトもこの「鍛える」という発想です。
湯治は菌トレです
クラフト温泉は成分の強い温泉なので「低刺激」とは無縁です。
(ここからは個人の感想になりますが)僕の2歳になる子どもも毎日入っていますが、すっ転んで怪我したり、オムツかぶれになっちゃった時などは、入った瞬間にピリピリして超涙目(´;Д;`)になってますが、その日の夜にはすっかり綺麗に治ってます。僕自身もたまに口内炎になった時など患部に1滴垂らしてあげたりするとグーっと唸るような痛みありますが本当にすぐに良くなります。切り傷なんかはとてもわかりやすくて出血は本当に一瞬で止まります。
湯治はミネラルのチカラで体の自然治癒を高めて自分自身の中にあるチカラで様々な困難を克服するチカラを引き出すことを目的としています。
私たちもアレルギーやウィルスに立ち向かうとき、そこから避ける、守るという発想だけでなく、「鍛える」という気持ちで日々取り組むのもいいんじゃないかなーと思う今日この頃です。
世界の湯治場シリーズ3
バース温泉【イギリス】

Bath バスの語源になった温泉
現在イギリスで唯一温泉の源泉が湧出する場所であるバース。
イギリス西部に位置するこちらの都市は、古代ローマ人による温泉街として世界遺産に登録された歴史ある街です。18世紀のジョージアン様式建築物が美しいことでも知られている人気観光地の一つです。
源泉温度46.5℃。43種類ものミネラルを含む炭酸泉です。
2000年もの間湯治目的として使用されてきたキングス・スプリングは、鉱泉水を飲むのが流行した時代の名残で飲泉する事が出来ます。
飲むと塩味・鉄味がしてとても苦い薬の様な感じですが、ルフロの飲泉の方が美味しいです笑。
「バス(Bath)」の語源になった場所でもありますが、世界遺産に認定されたローマ風呂には入れませんが「サーメ・バース・スパ」や「テルマエ・バース・スパ」という施設では一般市民も天然温泉を楽しむことができます。
温泉名 | バース温泉 |
エリア | Bath |
泉質 | 炭酸泉 |
アクセス | ロンドン・ヒースロー(Heathrow)空港から車で約1時間50分 |
Epilogue
TOJI x 彫刻リンパ はじまります ルフロ初のプレミアム会員向けオリジナルトリートメント 湯治x彫刻リンパが10月よりスタートします。 彫刻リンパさんプロデュースのこのトリートメントは深リンパにアプローチし、筋肉をゆるませ臓器にも働きかけることにより、副交換神経を優位にし、自律神経やホルモンバランスを整えます。 さらに独自のオリジナルテクニックにより、身体の歪みや骨盤を整え、彫刻のようなメリハリのあるボディラインへ導きます。 骨盤調整、筋膜リリース・リンパケア、リラクゼーション全てを融合させ、たった一回で効果を実感できる最強のオリジナルテクニックです。 大切なのはご自身の免疫力をあげること
僕も先日初めて受けましたが、体というより内臓を揉まれているような不思議な感覚でとても気持ちよかったですよ
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